

ようこそ L′s Info Blog へ。
ブログ管理人のレイトンです。
今回は、日本では7月30日からの販売が予定されている ROG Claymore II についてのお話になります。
紹介する実機は、海外で発売されているものを購入し 5月から約2か月使用したものになります。
日本発売モデルと異なる場合がありますので、注意してください。

こんな方にお勧め
仕事ではテンキーを使うが、ゲームをするときはテンキーレスにしたい方
テンキーレスキーボードを使っているが、時々 仕事で数値入力を大量に行う方
テンキーをよく使うが、入力しながらマウスを操作したい方
結論 このキーボードはおすすめなのか?

ゲームと仕事どっちも使えるキーボードを探している人におすすめです!
- ゲームも仕事もどっちも全力投球していきたい方にはかなりお勧め
- テンキーを外せる・付け替えられることにより、柔軟な対応が出来るようになる
- そもそも 仕事或いは日常で、大抵の場合テンキーを使わない方には魅力が薄い
- バッテリーでの駆動や複雑な機構は要らない!って方には明らかに不向き
本製品は、テンキーの 左右付け替え と 取り外し が出来ることがセールスポイントで
ゲームの時は テンキーなし 仕事の時は テンキーあり
の2パターンを使い分けることで真価を発揮します。
このことを踏まえると、仕事とゲームのどちらにも全力投球したい方には最適なゲーミングキーボードです。
じゃあ、詳しくはどんなところが魅力なの?と言うところは この後に解説していきます。
ROG Claymore II の基本情報
メーカー | ROG(ASUS) |
キー配列 | 英語配列 |
キースイッチ | ROG RX BLUE Optical Mechanical Switch ROG RX RED Optical Mechanical Switch |
スイッチ特性 | 青軸:タクタイル 赤軸:リニア |
サイズ | 462 X 155 X 39 mm |
ケーブル | USB Type-C to Type-Cケーブル 1.8m |
バックライト | RGB |
接続 | USB 2.0 RF 2.4GHz(レシーバー接続時) |
充電 | LEDライティングあり: 43時間 LEDライティングなし: 144時間 ※メーカー公称値 |
レイアウト | テンキー接続時:100% テンキー未接続時:80% |
キーストローク寿命 | 10000万回以上 |
アクチュエーション | 1.5mm |
押下圧 | 65g |
本体重量 | 1156g (ケーブルを除く) |
印字/刻印(かな) | なし |
ソフトウェア | 対応 (Armoury Crate) |
バッテリー | 4000mAh |
メーカー保証 | 1年間 |
公式サイト紹介ページ | 詳細を見る |

ROG Claymore II の外観
全体は、ヘアライン加工が施されているアルミがベースとなっていて、バッテリー残量を確認出来るインジケーター部分はプラスティックで覆われています。
本体下部には、マグネットで装着出来るリストレットも付属しています。

この写真を見られた方の中で、デバイスの詳しい方はこう思われるかもしれません。

レイトンさん
ケーブルがつながっていない気がするんですが・・・
上の写真を見る限りケーブルは接続されていないように見えますよね。
実は、こちらのキーボードは2.4GHzの無線接続に対応しているのです。
メーカーが公表している満充電からの稼働時間は、LEDライティングなしで144時間 LEDライティングありで43時間となっています。
満充電までの時間はメーカーで公表されていないようですが、バッテリー容量は 4000mAh なので おおよそ2時間から3時間程度で満充電になると思われます。
着脱式テンキーには、 ローラー式のボリュームコントローラーの他に、各種機能を設定可能な4つのホットキーが配置されています。

もしテンキーが不要な場合は、下の写真のようにテンキーレスで使用することも可能です。

そして、このキーボードの目玉であるテンキーの位置変更を行うとこんな感じになります。

この形にすると何が便利かというと、PCで数値を入力する際に右手で入力・右手でマウス操作を交互に繰り返さなければいけない場面で、マウスを離さずに数値入力ができることなんです。

レイトンさん
ゲーミングキーボードなのにゲームに使わないんですか?
というお声が聞こえてきそうなので、補足しますとPCゲームではテンキーレススタイルで 使用しています。使用感については、この後詳しくレビューしていきます。
ROG Claymore II の使用感レビュー
全体評価 | 星1~5評価 | 詳しい評価 |
---|---|---|
耐久性 | (4 / 5.0) | 全体はプラスティック主体ではあるものの、天面はアルミ素材且つヘアライン加工がされており、剛性は十分に確保されていると言えます。 内部に補強用プレートが入っていないキーボードでは、「打鍵の際に軋む」といった症状が見られることもありますが、本商品ではそういった事象は起こっていません。 |
重さ | (3 / 5.0) | ケーブルを除いて約1.1kgとなっており、据え置きするタイプのキーボードでは 平均より少し重いかな?くらいの重量です。 ただ 据え置きする場合、安定性も重要になるので、ある程度重量がある本商品はズレ難いと言えます。 |
打鍵感 | (4 / 5.0) | ASUS開発の青軸 且つ 本商品向けに最適化が図られているということもあり、打鍵感はかなり心地良いです。 ラインナップが青軸・赤軸の2種の為、クリッキー・打ち応えを求めるなら青軸、静かに・素早くを求めるなら赤軸 のように選択出来ると思います。 |
接続方式 | (3.5 / 5.0) | 2.4GHzのワイヤレス接続とUSB Type-C による有線接続の2種が使用できます。 2.4GHz ワイヤレスでは、USBドングルをPCにセットすることで、接続不良なく接続出来ました。 日常生活は勿論、ゲームにおいても 遅延なく使用することが出来ます。 但し、Bluetooth接続はサポートされていない為、どうしてもBluetooth接続を行いたい場合は、他の商品を検討された方が良いかと。 |
テンキーの付け外し | (5 / 5.0) | 付け外しは、両サイドの接続部にスライドして取り付けるだけの簡単設計となっており、かなりスムーズに左右入れ替え・取り外しが出来ます。 |
ライティング | (4 / 5.0) | ASUSより提供されている「Armoury Crate」を使用することで、ASUS社製品のライティングを変更することが出来ます。 本商品も勿論ライティングを変更することが出来て、レインボーや音楽に合わせてのライティング・フェードイン・フェードアウトなどパターンも変更出来ます。 |
- メリット
- ・強めに打鍵しても軋むことがなく、剛性は高め
・青軸選択の場合は、心地良い打鍵音とクリック感を味わえる
・2.4GHzのワイヤレス接続は遅延もなく、ゲームでも仕事でも全く問題なし
・テンキーの付け外しは、かなりスムーズに行えてストレスなく変更出来る - デメリット
- ・バッテリーランプとロゴ箇所のみプラスティックで覆われており、ちょっと残念なシルエット
・高級感あるキーボードだが、ライティングによっては少しチープに見えてしまう
・2.4GHz 接続が出来るものの、Bluetooth接続が出来ない為 USBポート1枠が必要
・テンキーの接続に関しては、接続が甘い時があるので若干の慣れが必要?
気になる使用感についてのレビューに移りたいと思います。
今回購入したものは、ROG RX Blueオプティカル・メカニカル・スイッチ を使用しており、タイピング時に「カチカチ」と音が鳴るタイプになります。
打ち心地は Cherry MX に近い感じで、絶妙なクリッキー感が体験出来る商品です。
配列に関しては、レイトンが購入したものは英語配列(印字は繁体)ですので、日本で発売されるときに「日本語配列」なのか「英語配列」なのかについては確認されたほうが良いかと思います。
約2か月間使用していて、キーボード並びにテンキーについて何か不具合が出るようなことはありませんでした。現段階ではまだまだ使用期間が短いので、ある程度時間が経ってどうなっているかについては別途検証が必要かもしれません。
若干気になる点としては、テンキーを接続する際にキーボード側での認識が甘い時があり、1回外して再度取り付けてテンキーが使えるようになるといった場面もありました。
これに関しては、個体差の可能性もある為まだ断言は出来ませんが、2か月間の使用中に 発生したのは1回だけでしたのでよほど気にされる方でない限り問題ないと思います。
ROG Claymore II のレビューまとめ

本記事では、ASUS ROG Claymore II についてお話させて頂きました。
ゲーミングキーボードとしても 仕事や日常で使用するキーボードとしても、かなり使い勝手の良いものだと感じました。
日本で発売される場合の価格について調べたところ、Amazon で31,089円で予約受付されているのが確認出来ました。その他のサイトや媒体で販売されるかはまだ分かりませんが、8月に入れば家電量販店等で実機を触れる可能性もあるかと思います。
現段階でテンキーの着脱が可能なのはASUSの ROG Claymore II のみのようですので、ゲーミングデバイス業界並びにPCデバイス業界では革新的なモデルと言えそうです。

2020年7月29日追記
楽天経由では、ビックカメラ・コジマで商品の予約は出来るみたいです。勿論各サイトからも予約出来ます。ヨドバシカメラについては、商品ページはあるものの、既に予約受付分は終了しているようなので購入をする際は、Amazon・楽天・ビックカメラ・コジマ・ヨドバシカメラ(店頭で購入出来れば?)で探されると良いかと思います。
8月以降、他の方からレビュー記事やレビュー動画が出てくると思いますが、もしレイトンのブログでもっとここを解説してほしい や ここについて実機ではどうなっているか 確認したい 等のご要望がありましたらコメント欄からお知らせ頂けると幸いです。記事への追記またはコメントへ返信させて頂ければと思います。
この記事が誰かのお役に立てていれば幸いです。それではまた。